ご実家をまるごとリノベーション
京都市東山区の一戸建、 N様邸の改修工事が完成いたしました。
奥様のご出産に伴い、ご主人のご実家をリフォームして2世帯でお住まいになるためのリノベーションです。
主な改修箇所
・2Fがリビングの既存間取りから、1Fをリビングに改修
・キッチン、浴室、洗面台(1F・2F)、トイレ(1F・2F)など水回りの総入替
・その他全面改修
リビングを2階から1階へ
まるで新築のように、新しく生まれ変わったお家です。木目を生かし、大きな窓から光が差し込む明るいリビング。もともと2Fにあったものを1Fに間取り変更を行いました。
柱の処理をお客様と相談し工夫
リビングの主役となっているTV台の箇所には、実は鉄骨の撤去できない柱が隠されています。この柱を隠すのか、あえて見せるのか、パースを作成してお客様にご検討いただきました。
パースで完成イメージを確認
▲①テレビ右側柱に作り付け棚を設置するパターン
▲②テレビ台全体を柱よりも前面に出すパターン
添付パース①のTVの右に見えているのがその柱です。お客様のご希望を伺い、最終的には添付パース②のようにTVの裏側に完全に隠すことになりました。
その後もパースを活用して完成イメージを細かく打ち合わせし、造り付けベンチの位置やTV下の収納扉の色を決定していただきました。
アクセントクロスを生かし、キッチンからも明るい印象
リビング奥はキッチン。使いやすいように奥行きを広めにとりました。
リビング側からは換気扇フードやシンクが見えないようになっていてすっきりとしています。
キッチン側からは、リビングの赤いアクセントクロスが印象的。楽しくお料理が出来そうですね。
▲リビング奥がキッチンです。カウンターなどをつけず、とてもすっきりしています。
息子さんご家族と一緒に、ワンちゃん2匹も同居となりますので、1Fの床はペットにストレスを与えにくい、ペット対応の滑りにくいものを採用いたしました。
LDKのペット対応フローリングはワンラブフロア/DAIKENのライトオーカーです。
2階。3階は既存を生かしたプライベートな空間
2F・3Fは大きな間取り変更はせずに既存をいかしたリノベーション。
そのかわりに、クロス選びにこだわられました。アクセントクロスや2Fの洋室には天井・壁ともに木目のクロスを採用されたり、収納であるWICの壁は一見シックなグレーの壁クロスですが実は「ウォーリーを探せ」の柄(BA-5549/SINCOL)であったりと遊び心のあるクロス選びをなさいました。
毎年新しいクロス素材が開発され、選択の幅がとても広がっています。見た目も品質も向上していますので、クロス選びも楽しんで頂けます。
一見ログハウスのように木目調で統一しました。落ち着いた色合いが格好いいですね。
▲懐かしいウォーリーを探せ!の柄のクロス。壁の前で立ち止まってしまいます。
水廻りの入れ替え
トイレやお風呂も入れ替えをして大変身いたしました。
最近ご希望される方の多い乾太くん/大阪ガスも採用されました。
「乾太くん」はガス乾燥機。洗濯機とは別に置く必要がありますが、頻繁に乾燥機を使われるご家庭の場合、電気代と時間の節約になり、長い目でみてお得です。洗濯一回分が一時間以内に乾きます。
N様は共働きの上にお子様もまだまだ小さいので洗濯には大変重宝されるのではないかと思います。
外構も綺麗になりました
新しく生まれ変わったご実家で、家族みんなで仲良く過ごしていただけましたら幸いです。
お忙しい中、打ち合わせにもご協力いただきありがとうございました。
工事中の様子
柱や天井を丁寧に組み立てていきます。社内大工による施工ですので連携もばっちりです。
▲解体後柱を設置いたしました。
壁をはり、間取りが見えてきました。
その後、断熱材をいれて壁を張ります。
何となくお部屋の雰囲気になってきました。
この辺りの作業の丁寧さには定評を頂いています。
長く快適にお住まい頂けるように、という思いでスタッフ一同取り組んでおります。
解体工事後の様子
不要なものを撤去し、すっかり解体をした様子です。
鉄骨はもちろん、まだ使える柱や骨組みは残して利用します。
二世帯住宅として末永く快適にお住まい頂けるよう、バリアフリーも取り入れていきます。
また、リノベーション後は、飼っておられるワンちゃん2匹も同居となりますので、1Fの床はペット対応の滑りにくいものを採用してまいります。
工事途中もこちらでご紹介してまいりますので、お楽しみに。
リノベーション前の様子
▲既存のお風呂とトイレです。これらも改修で新しく生まれ変わります。